フィンランド国立図書館、インペリアル・アレクサンダー大学の博士論文等をデジタル化

2021年2月4日、フィンランド国立図書館が、インペリアル・アレクサンダー大学(現・フィンランドのヘルシンキ大学)の博士論文等をデジタル化したことを発表しました。

1828年から1917年に同大学により発表された論文1,968件に加え、学長のスピーチと報告書、学習ガイド、規則をはじめとした同大学の活動や文化に関する刊行物を対象に、デジタル化を行ったと述べられています。

発表によると、2020年の春から夏にかけてフィンランド全国書誌のデータが作成され、2020年秋から2021年1月にかけてデジタル化が行われました。著者の没年が1951年以降の資料は同館のワークステーションで閲覧が可能であり、自由に閲覧ができる資料については、同館が提供するデジタル化資料のデータベース“digi.kansalliskirjasto.fi”上で公開されています。

Imperial Alexander University’s doctoral and scholarship theses from 1828 to 1917 digitised(National Library of Finland, 2021/2/4)
https://www.kansalliskirjasto.fi/en/news/imperial-alexander-universitys-doctoral-and-scholarship-theses-from-1828-to-1917-digitised

Keisarillisen Aleksanterin yliopiston väitöskirjat(digi.kansalliskirjasto.fi)
https://digi.kansalliskirjasto.fi/collections?id=561

関連:

The Imperial Alexander University of Finland 1809-1917(University of Helsinki)
http://www.helsinki.fi/yliopistonhistoria/english/imperal.htm