2020年12月15日、欧州図書館・情報・ドキュメンテーション協会連合(EBLIDA) が、中間報告書“Library Legislation and Policy in Europe”を公表しました。
同報告書は、欧州各国の図書館制度内での図書館の責務、地域レベルでの図書館の責務、文化・教育政策以外の政策における図書館の責務について、EBLIDAが指名した28人の専門家を対象に、フランスの文化省と共同で質問調査した結果です。調査結果には、指名した28人以外に回答を希望した4人の専門家の回答も含まれています。
EBLIDAでは、2019年から2022年までの戦略計画の一環として、2000年に承認された、同会と欧州評議会(Council of Europe)による「ヨーロッパにおける図書館法制・政策に関するガイドライン(Guidelines on Library Legislation and Policy)」の改定を視野に入れ協議を進めているとしています。
Press Release: Library Legislation and Policy in Europe: Results of a Questionnaire – Interim Report(EBLIDA,2020/12/15)
http://www.eblida.org/news/pr-library-legislation-policy-in-europe-results.html
Library Legislation and Policy in Europe: Results of a Questionnaire – Interim Report [PDF:15ページ]
http://www.eblida.org/News/2020/EBLIDA_Library-Legislation-and-Policy-in-Europe.pdf
参考:
CA1375 – ヨーロッパの図書館法制・政策に関するガイドライン / 倉橋哲朗
カレントアウェアネス No.259 2001.03.20
https://current.ndl.go.jp/ca1375