【イベント】文化財防災セミナー「共に助け合う地域・ミュージアム」(12/11・オンライン)

2020年12月11日、東京国立博物館、九州国立博物館、及び独立行政法人国立文化財機構の文化財防災センターの主催により、文化財防災セミナー「共に助け合う地域・ミュージアム」がオンラインで開催されます。

近年の頻発する災害による文化財の被害の増加、ミュージアム自体の被災という事例を受けて、最近の災害の事例をもとに、文化財関係者が今できることを考える機会として開催されます。

セミナーはウェブ会議サービスZoomのウェビナーとYouTubeライブ配信により実施されます。参加には電子メールで事前の申し込みが必要です。Zoom ウェビナーによる参加には先着順に100人の定員が設けられています。YouTubeライブ配信には定員はありません。また、YouTubeライブ配信の様子は、セミナー終了後から12月20日までアーカイブが限定公開されます。当日の主なプログラムは次のとおりです。

●「川崎市市民ミュージアム 台風被害に係る災害対応検証及び今後のあり方について」
  平井孝氏(川崎市市民文化局市民文化振興室)

●「長野市立博物館における令和元年東日本台風による被災資料の保全活動」
  原田和彦氏(長野市立博物館)

●「九州・山口ミュージアム連携事業と文化財防災の広域連携モデル」(仮)
  松下久子氏(長崎県文化振興課、九州・山口ミュージアム連携事業事務局)

【東博・九博】文化財防災セミナー「共に助け合う地域・ミュージアム」開催のご案内(文化財防災ネットワーク)
https://ch-drm.nich.go.jp/news/event/201026seminar/
https://ch-drm.nich.go.jp/wp-content/uploads/2020/10/211211_chirashii.pdf
※2つ目のリンクはチラシです。[PDF:852KB]

参考:
神奈川県川崎市、報告書『令和元年東日本台風から1年-川崎市市民ミュージアム 被災収蔵品レスキュー活動の記録-』を公表
Posted 2020年10月30日
https://current.ndl.go.jp/node/42396

信州大学・松本大学・長野県立歴史館・長野市立博物館の有志により「信州資料ネット」が設立:Twitter・Facebookのアカウントも開設
Posted 2019年11月5日
https://current.ndl.go.jp/node/39418

E2208 – 令和元年台風第15号・第19号等による図書館等への影響
カレントアウェアネス-E No.382 2019.12.19
https://current.ndl.go.jp/e2208

独立行政法人国立文化財機構、文化財防災センターを設置
Posted 2020年10月2日
https://current.ndl.go.jp/node/42149