Project Next-LとカーリルがWeb-OPAC(蔵書検索システム)の評価手法を検討するワーキンググループの立ち上げを発表

2020年10月29日、Project Next-Lとカーリルが、Web-OPAC(蔵書検索システム)の評価手法を検討するワーキンググループの立ち上げを発表しました。

立ち上げの背景として、各図書館が提供しているWeb-OPACの品質について客観的評価が難しい現状があること、ミドルウェアのアップデートによる内部仕様変更に伴う運用障害が散見されることを挙げています。

同ワーキンググループでは、図書館向け検索システムの評価手法について実践的な検討と可視化ツールの開発が行われ、長期的には、プロジェクトの成果がシステム調達時の性能評価の指標として活用されることに期待するとしています。当面の取組として、Project Next-Lが開発する「Next-L Enju」と、カーリルが開発する「COVID-19 : 学校図書館支援プログラム」向けの検索システムの検索結果を用いた評価ツール設計が進められる予定となっています。

同ワーキンググループは、オープンソースプロジェクトとして進められるため誰でも参加可能とあり、システム開発企業や図書館関係者に対し開発への参加を呼び掛けています。

Web-OPAC(蔵書検索システム)の評価手法を検討するワーキンググループを立ち上げます(Project Next-L, 2020/10/29)
https://next-l.jp/?page=press%5F20201029

Web-OPAC(蔵書検索システム)の評価手法を検討するワーキンググループを立ち上げます(カーリル, 2020/10/29)
https://blog.calil.jp/2020/10/opaceval.html

参考:
株式会社カーリル、学校向け蔵書検索サービスの無償提供を発表
Posted 2020年4月28日
https://current.ndl.go.jp/node/40867

Project Next-L、オープンソースの図書館システム“Next-L Enju ”バージョン1.1.0をリリース
Posted 2015年11月11日
https://current.ndl.go.jp/node/29940

図書館関係者の手による図書館システムを!“Project Next-L”(日本)
Posted 2006年11月22日
https://current.ndl.go.jp/node/4949

E2281 – 津高生に本を届けようプロジェクト:学校休業期間の取組
カレントアウェアネス-E No.395 2020.07.30
https://current.ndl.go.jp/e2281