2020年6月10日、愛知県の豊橋市図書館が、「豊橋観光音頭」「夢の豊橋」の2曲が古関裕而による作曲と確認されたと発表しています。
地元紙の報道によると、豊橋観光コンベンション協会に、作曲家・古関裕而を主人公のモデルとしているNHK連続テレビ小説「エール」の風俗考証者から資料の問い合わせがあり、同協会から同館への照会を受けて同館の学芸員が所蔵資料を調査したところ確認されたとのことです。また、当初、両曲ともレコードが見つかっていなかったことから、同館が情報提供を呼びかけたところ、自宅にレコードがある旨の市民からの情報提供があり、レコードは、今後、同館に寄贈される予定と報じられています。
同館の中央図書館では、6月23日まで、「豊橋観光音頭」「夢の豊橋」関連資料を展示しています。
古関裕而作曲の「豊橋観光音頭」「夢の豊橋」(豊橋市図書館日記~Library Diary,2020/6/10)
https://ameblo.jp/toyohashi-city-library/entry-12603197534.html
古関裕而さんが作曲した、豊橋にまつわる2曲を新たに確認しました(豊橋市)
https://www.city.toyohashi.lg.jp/item/76709.htm#itemid76709
@tosho07288312(Twitter,2020/6/10)
https://twitter.com/tosho07288312/status/1270514362331967488
豊橋にちなむ2曲 古関裕而の曲を再発見 (東愛知新聞,2020/6/10)
http://www.higashiaichi.co.jp/news/detail/6419
古関裕而作曲「豊橋観光音頭」「夢の豊橋」のレコード見つかる (東愛知新聞,2020/6/13)
http://www.higashiaichi.co.jp/news/detail/6428
参考:
豊橋市中央図書館(愛知県)、図書館資料展「内山金子とその時代展」を開催
Posted 2020年4月13日
https://current.ndl.go.jp/node/40754
豊橋市図書館(愛知県)、羽田八幡宮所蔵の織田信長・豊臣秀吉等の書翰や後奈良天皇等の宸翰8点が羽田八幡宮文庫旧蔵資料であったことが確認されたと発表
Posted 2019年11月7日
https://current.ndl.go.jp/node/39451
E2170 – 「とよはしアーカイブ」公開記念シンポジウム<報告>
カレントアウェアネス-E No.375 2019.08.29
https://current.ndl.go.jp/e2170