2020年4月16日、山口県の宇部市が「UBE読書のまちづくりビジョン」の策定を発表しました。
2021年の宇部市制施行100周年、宇部市立図書館開館30周年に向けて、全市的に読書のまちづくりを進めるため、図書館を中心に、市民、学校、地域、事業者、関係団体などから幅広く意見を聞くとともに、意見交換をするための「UBE読書のまちづくりネットワーク会議」を結成し、ワークショップ形式で意見を取りまとめ、2020年3月に策定したものです。
基本コンセプトは、「人づくり」「まちづくり」「ネットワークづくり」「図書館の全面リニューアル」の4つを柱としており、「本を通じて「ひと」と「まち」が繋がり、ともに成長する読書のまち宇部」を目指すとしています。
そのうち図書館全面リニューアルに関するコンセプトとしては以下の5点を挙げています。
1 ICT、AIを活用したハイブリッド図書館
2「サードプレイス」として市民の誰もが気軽に利用・交流できる図書館
3 カフェやスイーツも楽しめる「憩い」の場としての図書館
4 情報発信・情報交流の場としての図書館
5 赤レンガ、彫刻等、宇部の歴史・文化を伝承し、永く愛される図書館
参考:
宇部市(山口県)、宇部市立図書館において、「まるごとCOOL CHOICE in Library」を開催:宇部SDGsパブリック・ディベート大会の決勝も
Posted 2019年10月25日
https://current.ndl.go.jp/node/39346
CA1840 – 読書条例制定の動きについて / 日置将之
カレントアウェアネス No.323 2015年3月20日
https://current.ndl.go.jp/ca1840