2020年4月8日、Springer Nature社は、Nature誌を含む同社の非オープンアクセスかつ英文の学術誌について、大部分をPlan Sにおける“Transformative Journals”(転換雑誌)とする意向を表明しています。
Plan Sによる転換雑誌の要件修正を受けたものですが、価格の透明性に関する要件の詳細がまだ明らかではないため、その要件が受け入れ可能である場合、という但し書きが付されています。
これらの学術誌がPlan Sに準拠することは、Plan Sに参加する助成機関の支援を受けた研究者にとって、引き続きこれらの学術誌への研究成果の投稿が可能になることを意味するとあります。
Revised ‘Transformative Journal’ criteria from cOAlition S are “challenging” but Springer Nature commits to transition majority of journals, including Nature(Springer Nature, 2020/4/8)
https://group.springernature.com/fr/group/media/press-releases/springer-nature-plan-s/17877246
Nature to join open-access Plan S, publisher says(Nature, 2020/4/9)
https://doi.org/10.1038/d41586-020-01066-5
参考:
cOAlition S、学術出版社・学協会等のフィードバックを反映した“Transformative Journals”の枠組み最終版を発表
Posted 2020年4月9日
https://current.ndl.go.jp/node/40740