九州大学附属図書館、同館の「国際文庫」所収の戦前のアジア太平洋地域で撮影した文化的写真を中心とする写真資料を電子化公開

2020年3月6日、九州大学附属図書館が、同館の「国際文庫」に含まれる、戦前のアジア太平洋地域を中心とする写真資料を「九大コレクション」で電子化公開したと発表しています。

国際文庫は、戦前の九州帝国大学内に設置された国際文化事業団体である九州国際文化協会が蒐集した資料を、戦後に同大学の法学部が受け入れたコレクションで、写真資料は、同協会が主催し1940年2月に玉屋で開催された新興アジア文化写真展覧会において展示された写真184枚が中心です。

新興アジア文化写真展覧会は、当時の同学教員がアジア太平洋地域で撮影した文化的写真(学術、記録、風景、風俗等)を集めた展覧会で、農学部内にあった科学写真研究会(烏兎芻会、会長は江崎悌三教授)が中心となって運営・実施されたとしています。

国際文庫の戦前アジア太平洋地域を中心とする写真資料を公開しました(九州大学附属図書館, 2020/3/6)
https://www.lib.kyushu-u.ac.jp/ja/news/31848

国際文庫(九大コレクション)
https://www.lib.kyushu-u.ac.jp/ja/collections/kokusaibunko

資料一覧 国際文庫
https://catalog.lib.kyushu-u.ac.jp/opac_search/?lang=0&amode=2&appname=Netscape&version=5&cmode=0&kywd=&smode=1&kywd1_exp=%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E6%96%87%E5%BA%AB&con1_exp=c_ja_collection_nm&fc_val=contents%23%40%230201

参考:
九州大学附属図書館の九大コレクションがIIIFに対応
Posted 2018年4月17日
https://current.ndl.go.jp/node/35854