九州大学附属図書館の九大コレクションがIIIFに対応

2018年4月16日、九州大学附属図書館は、九大コレクションがデジタル画像の相互運用のための国際規格IIIFに対応したことを発表しました。

九大コレクションで公開している資料のうち、画像ファイル(JPEG形式)があるもの(貴重資料の一部、蔵書印画像、炭鉱画像)が対象になります。ビューワーにはUniversal Viewerを採用しています。

九大コレクションは2017年12月、IIIFのImage APIに対応していましたが、今回Presentation APIを実装し、IIIFに正式に対応しました。

附属図書館所蔵資料のデジタル画像が活用しやすくなりました(国際規格IIIFに対応)(九州大学附属図書館, 2018/4/16)
https://www.lib.kyushu-u.ac.jp/ja/news/16059

九大コレクション
https://catalog.lib.kyushu-u.ac.jp/opac_search/

参考:
東京大学附属図書館、電子コレクションのうち「百鬼夜行図」、「三十六歌撰絵巻」など6作品のシステムをリニューアル、IIIF化
Posted 2018年2月6日
http://current.ndl.go.jp/node/35432

島根大学附属図書館、デジタルアーカイブをリニューアル:IIIFに対応
Posted 2018年1月31日
http://current.ndl.go.jp/node/35400

京都大学図書館機構、「京都大学貴重資料デジタルアーカイブ」を試験公開
Posted 2017年9月11日
http://current.ndl.go.jp/node/34645

慶應義塾大学メディアセンター、IIIFに対応した「慶應義塾大学メディアセンターデジタルコレクション」を公開
Posted 2017年4月7日
http://current.ndl.go.jp/node/33805

E1989 – IIIF Japanシンポジウム<報告>
カレントアウェアネス-E No.340 2018.01.25
http://current.ndl.go.jp/e1989