奈良文化財研究所、研究報告『デジタル技術による文化財情報の記録と利活用2』を公開

2020年2月26日、奈良文化財研究所は、奈良文化財研究所研究報告24『デジタル技術による文化財情報の記録と利活用2』を、奈良文化財研究所学術情報リポジトリ上で公開したことを発表しました。

「凡例」によれば、同研究所が開催した以下の研究集会・研修における講義内容に各講師が加筆・修正を行ったものと、関連する新たな論考1編、余録1編を収録しています。

・考古学・文化財データサイエンス研究集会「考古学ビッグデータの可能性と世界的潮流」(2019年9月開催)
・令和元年度文化財担当者専門研修「遺跡GIS課程」(2019年9月開催)
・令和元年度文化財担当者専門研修「文化財デジタルアーカイブ課程」(2020年1月開催)

内容は、「1. 文化財情報のオープン化・ネットワーク化」「2. 文化財デジタルデータの保管と活用」「3. 文化財情報と知的財産権」「4. 文化財調査におけるGISの活用」「5. 文化財報告書の電子公開」の5部構成となっています。

奈良文化財研究所研究報告第24冊「デジタル技術による文化財情報の記録と利活用2」((なぶんけんブログ, 2020/2/26)
https://www.nabunken.go.jp/nabunkenblog/2020/02/researchreports24.html

デジタル技術による文化財情報の記録と利活用2(奈良文化財研究所学術情報リポジトリ)
https://repository.nabunken.go.jp/dspace/handle/11177/6950

参考:
奈良文化財研究所、研究報告『デジタル技術による文化財情報の記録と利活用』を刊行
Posted 2019年3月1日
https://current.ndl.go.jp/node/37692

【イベント】考古学・文化財データサイエンス研究集会「考古学ビッグデータの可能性と世界的潮流」(9/10-11、奈良)
Posted 2019年7月9日
https://current.ndl.go.jp/node/38536