2020年3月1日、岐阜県大垣市の大垣市スイトピアセンター学習館2階スイトピアホールにおいて、高木家文書重要文化財指定記念講演会「伝来の地で語る高木家文書の世界」が開催されます。
名古屋大学附属図書館が所蔵する「高木家文書(交代寄合西高木家関係資料)」が、2019年7月に重要文化財に指定されたことを記念して、広く高木家文書を紹介するという趣旨の下で開催されます。同講演会は名古屋大学附属図書館と、旗本高木家の役宅であった「西高木家陣屋跡(国指定史跡)」を管理する大垣市教育委員会が主催者となり、会場は高木家文書ゆかりの地である岐阜県大垣市が設定されています。講演会会場では高木家文書のレプリカ展示も行われます。また、講演会参加者には「高木家文書関連グッズ」が進呈されます。
事前申込・参加費は不要ですが、定員は120人(当日受付順)です。主なプログラムは次のとおりです。
・高木家文書の特徴と伝来
石川寛氏(名古屋大学人文学研究科准教授)
・高木家治水文書の紹介
秋山晶則氏(岐阜聖徳学園大学教育学部教授)
・高木家文書にみる上石津地域の人々と山
山﨑和真氏(大垣市教育委員会学芸員)
・質疑応答
講演会のお知らせ(名古屋大学附属図書館高木家文書特設サイト)
https://www.nul.nagoya-u.ac.jp/kikin/takagi_tokusetsu/takagike_monjo.html#seminar
https://www.nul.nagoya-u.ac.jp/event/poster/poster202003.pdf
※二つ目のリンクはチラシです。[PDF:4.6 MB]
講演会(名古屋大学附属図書館)
https://www.nul.nagoya-u.ac.jp/event/index.html#koenkai
参考:
国宝・重要文化財(美術工芸品)の指定等についての答申:カラフトナヨロ惣乙名文書(北海道大学附属図書館)・彫金後藤家関係資料(東京藝術大学附属図書館等)・交代寄合西高木家関係資料(名古屋大学附属図書館)が重要文化財に指定へ
Posted 2019年3月19日
https://current.ndl.go.jp/node/37818
名古屋大学附属図書館、「高木家文書デジタルライブラリー」「伊藤圭介文庫 錦窠図譜の世界」「古典籍内容記述的データベース」搭載の同館所蔵資料の画像にCC BY-SAを適用
Posted 2019年7月16日
https://current.ndl.go.jp/node/38593
名古屋大学附属図書館、OKB大垣共立銀行高木家文書資料館常設展示のオープンを発表
Posted 2019年3月22日
https://current.ndl.go.jp/node/37845
名古屋大学特定基金附属図書館支援事業、附属図書館所蔵の「高木家文書」の修理とデジタル画像の作成・公開のためクラウドファンディングを開始
Posted 2018年3月26日
https://current.ndl.go.jp/node/35718