名古屋大学特定基金附属図書館支援事業、附属図書館所蔵の「高木家文書」の修理とデジタル画像の作成・公開のためクラウドファンディングを開始

2018年3月22日、名古屋大学附属図書館の事業継続・発展を目的に設立された特定基金「名古屋大学特定基金附属図書館支援事業」が、同館所蔵の「高木家文書」の修理とデジタル画像の作成・公開を目的としたクラウドファンディングを開始しました。

「高木家文書」は、江戸時代、美濃國石津郡時・多良両郷内(現在の岐阜県大垣市上石津地域)を知行地とした旧旗本交代寄合・西高木家の旧蔵文書約10万点で、2001年からデジタル画像化と公開の取組が進められており、現時点で約5万2,000点の整理、2,898点のデジタル画像化が終了していますが、今回のクラウドファンディングは、同事業を継続させることを目的に実施されるものです。

目標金額は150万円で、期日は2018年3月23日から5月22日までとなっています。

@Nagoya.Univ.info.lib.kikin(Facebook,2018/3/22)
https://www.facebook.com/Nagoya.Univ.info.lib.kikin/posts/410591046033483

名古屋大学の使命!東海地方の貴重な古文書を後世に(Ready for)
https://readyfor.jp/projects/TakagiDocuments

名古屋大学特定基金附属図書館支援事業
http://www.nul.nagoya-u.ac.jp/kikin/index.html

高木家文書デジタルライブラリー
https://libdb.nul.nagoya-u.ac.jp/infolib/meta_pub/G0000011Takagi

参考:
筑波大学附属図書館、良質な本を充分に揃えるための支援金をネットで募集開始
Posted 2017年1月27日
http://current.ndl.go.jp/node/33344

東京藝術大学附属図書館、クラシックSPレコードを救うための支援金をネットで募集開始
Posted 2016年12月13日
http://current.ndl.go.jp/node/33091