信州大学附属図書館、同館で開催された「オープンサイエンス講演会」の開催報告・発表資料を公開

2019年12月12日、信州大学附属図書館は、2019年12月10日に同館が開催した講演会「基礎から知る「オープンサイエンス」~世界の潮流と研究者・大学の役割~」について、開催報告を公開したことを発表しました。

講演会当日に行われた、杉田茂樹氏(上越教育大学学術情報課長、オープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR)運営委員)の講演「欧州研究大学連盟『オープンサイエンスが大学に果たす役割』を読む」と岩井雅史氏(信州大学附属図書館)の報告「信州大学におけるオープンアクセスの歩みとオープンサイエンスに向けて」について、その概要が報告されています。また、ディスカッションでは、同館館長の渡邉匡一氏らによる研究者の立場からの研究データの管理・公開に関するプレゼンテーションと、フロアの教員・研究支援担当者など様々な立場の参加者からコメントや質問があったことが紹介されています。

信州大学機関リポジトリ上で、当日発表資料として杉田氏・岩井氏の発表資料、及び渡邊氏のプレゼンテーション資料「文系研究者の研究データ : 日本文学研究の場合」が公開されています。

【開催報告】オープンサイエンス講演会(2019年12月10日)(信州大学附属図書館,2019/12/12)
http://www.shinshu-u.ac.jp/institution/library/news/2019/12/open-science20191210report.html

欧州研究大学連盟「オープンサイエンスが大学に果たす役割」を読む(信州大学機関リポジトリ)
http://hdl.handle.net/10091/00021786

信州大学におけるオープンアクセスの歩みとオープンサイエンスに向けて(信州大学機関リポジトリ)
http://hdl.handle.net/10091/00021787

文系研究者の研究データ : 日本文学研究の場合(信州大学機関リポジトリ)
http://hdl.handle.net/10091/00021788

参考:
【イベント】信州大学附属図書館講演会「基礎から知る「オープンサイエンス」~世界の潮流と研究者・大学の役割~」(12/10・松本)
Posted 2019年11月21日
https://current.ndl.go.jp/node/39564

神戸大学附属図書館、同大学で開催された「オープンサイエンス研修会」の資料を神戸大学学術成果リポジトリ(Kernel)で公開
Posted 2019年10月7日
https://current.ndl.go.jp/node/39205

講演会「オープンサイエンス時代の大学図書館-これから求められる人材とは-」の配布資料と講演動画が公開される
Posted 2019年5月23日
https://current.ndl.go.jp/node/38220

国際連合(UN)ダグ・ハマーショルド図書館と米・SPARCの主催による「第1回国連オープンサイエンス会議」の発表資料・動画・写真が公開される
Posted 2019年12月5日
https://current.ndl.go.jp/node/39679

欧州研究大学連合(LERU)、大学のオープンサイエンス導入に必要な文化的変化に関するレポートを公開
Posted 2018年6月14日
https://current.ndl.go.jp/node/36169