2019年11月27日、オープンアクセスリポジトリ連合(COAR)は、分散型のオープンな出版フレームワーク“Pubfair”に関するホワイトペーパーの第2版の公開を発表しました。
今回公開されたホワイトペーパーは2019年9月3日に公開された初版について、コミュニティメンバーから寄せられた25件以上のコメントを反映して改訂された第2版となっています。COARは主な改訂点として、Pubfairを多様な評価・配布サービスと接続する分散されたコンテンツ層として表現することで、プラットフォームではなくフレームワークであることを明確に表現し直したことを挙げています。
COARは、次世代リポジトリ専門家グループ等とともに、分散されたリポジトリネットワーク上での付加的なサービスの開発を目指して、Pubfairやその他のモデルの概略の提示・実装等に引き続き取り組んでいく、としています。
Pubfair, version 2 now available(COAR,2019/11/27)
https://www.coar-repositories.org/news-updates/pubfair-version-2-now-available/
Pubfair : A distributed framework for open publishing services, Version 2 [PDF:19ページ] (COAR,2019/11/27)
https://www.coar-repositories.org/files/Pubfair-version-2-November-27-2019.pdf
参考:
オープンアクセスリポジトリ連合(COAR)、持続可能で分散型のオープンな出版フレームワーク“Pubfair”に関するホワイトペーパーを公開
Posted 2019年9月9日
https://current.ndl.go.jp/node/38968
E2011 – 次世代リポジトリの機能要件および技術勧告
カレントアウェアネス-E No.344 2018.03.22
https://current.ndl.go.jp/e2011