米国学校図書館員協会(AASL)、オープン教育資源(OER)の作成・選定を行なう学校図書館員を支援するためのツールキットを公表

2019年11月8日、米国図書館協会(ALA)は、米国学校図書館員協会(AASL)が、学校・学区等のためにオープン教育資源(OER)の作成・選定を行なう学校図書館員を支援することを目的とした“Open Educational Resources (OER) Toolkit”の公表を発表しました。

同ツールキットは、新しい学校図書館基準である『学習者、学校図書館員、学校図書館のための全国学校図書館基準』(National School Library Standards for Learners, School Librarians and School Libraries)に基づいて構成されているため、潜在的な役割や責任、機会などを明確に把握することができると説明されています。

ツールキットの「ペルソナ」を利用することで、学区のOERの実施目標を達成するために学校図書館員がどのように教員・管理職、その他利害関係者と交流・協力すればよいか理解できるとしています。

AASL publishes OER toolkit(ALA,2019/11/8)
http://www.ala.org/news/member-news/2019/11/aasl-publishes-oer-toolkit

Toolkits(AASL)
http://www.ala.org/aasl/advocacy/tools/toolkits

Open Educational Resources (OER) Toolkit [PDF:19ページ]
http://www.ala.org/aasl/sites/ala.org.aasl/files/content/advocacy/tools/docs/OER%20Toolkit_191105.pdf

参考:
E2006 – 米国学校図書館員協会による新学校図書館基準<文献紹介>
カレントアウェアネス-E No.343 2018.03.08
https://current.ndl.go.jp/e2006