2019年8月28日、cOAlition Sは、オランダ・ライデン大学のフランス語言語学の教授であり、オープンアクセス出版の支持者として知られるJohan Rooryck氏をオープンアクセスチャンピオン(Open Access Champion)に任命したことを発表しました。
オープンアクセスチャンピオンは、Plan Sの提示、促進、発展を担うために新たに設けられた役職であり、助成機関、研究者、図書館員、出版社などの外部の利害関係者との会議でcOAlition Sを代表するほか、Plan Sへの適応を支援する計画の策定、完全かつ即時のオープンアクセスへのスムーズな移行方法に関してcOAlition Sへの助言を行います。
cOAlition S Appoints Johan Rooryck as Open Access Champion(cOAlition S, 2019/8/28)
https://www.coalition-s.org/oa-champion-announced/
参考:
Coalition S、「Plan Sの実現にかかる手引き」の改訂を発表:効力発生は2021年1月1日からへ延期
Posted 2019年6月6日
http://current.ndl.go.jp/node/38293
英国学士院(The British Academy)、改訂されたPlan Sに対する懸念事項を表明
Posted 2019年7月25日
http://current.ndl.go.jp/node/38664
Elsevier社の言語学雑誌‘Lingua’のオープンアクセスを巡り、同誌の編集者6名を含む編集委員全員が辞職し、新しい雑誌を立ち上げへ Elsevier社も声明を発表
Posted 2015年11月10日
http://current.ndl.go.jp/node/29927