2019年8月3日、株式会社ポプラ社と東京大学大学院教育学研究科附属発達保育実践政策学センター(東京大学Cedep)は、本が子どもの発育発達に与える影響を科学的に調べる共同研究プロジェクトとして、「子どもと絵本・本に関する研究」プロジェクトを開始したことを発表しました。
この研究プロジェクトは、デジタルメディアの急速な普及が進み「本離れ」が叫ばれる中で、子どもを取り巻く読書環境の改善のため、本の価値を科学的なアプローチで明らかにするものです。子どもの発育発達プロセスにおける絵本・本の固有性、認知能力・非認知能力の発達への寄与の可能性、保育園・幼稚園での絵本をとりまく環境などを科学的アプローチによって明らかにしながら、デジタルメディア時代の絵本・本の新たな価値の発見と生成、環境改善を目指す、としています。
トピックス(株式会社ポプラ社)
https://www.poplar.co.jp/topics/index.html
※2019年8月3日欄に「ポプラ社×東京大学Cedep、“本”が子どもの発育発達に与える影響を科学的に調べる「子どもと絵本・本に関する研究」を開始します」とあります。
ポプラ社×東京大学Cedep、“本”が子どもの発育発達に与える影響を科学的に調べる「子どもと絵本・本に関する研究」を開始します(株式会社ポプラ社)
https://www.poplar.co.jp/topics/48312.html
ポプラ社とCedepは共同研究契約を締結しました。(東京大学Cedep,2019/8/3)
http://www.cedep.p.u-tokyo.ac.jp/event/17183/
参考:
国立国会図書館、「国際子ども図書館調査研究シリーズ」No.4「読書・学習支援コンテンツ構築及び利活用に関する調査研究」を刊行
Posted 2019年7月24日
http://current.ndl.go.jp/node/38653
E2147 – 米国における子どもと家庭の読書の実態に関する全国調査
カレントアウェアネス-E No.371 2019.06.27
http://current.ndl.go.jp/e2147