2019年5月2日、米国学校図書館員協会(AASL)が、イリノイ州・アーリントンハイツの“High School District 214(高等学校区214)”を、2019年の“National School Library of the Year (NSLY) ”に選んだことが発表されています。
NSLYは、AASLの学校図書館基準『学習者、学校図書館員、学校図書館のための全国学校図書館基準』の実現事例を示す、単一、もしくは学校区単位の学校図書館を表彰する賞です。
学校の管理職と学校図書館の深く豊かな連携、地域の公共図書館と統合したプログラムやサービスの提供、プロジェクト基盤の確かな探究学習の促進のための地域の企業との豊かな教育的連携等が評価されたとしています。
“High School District 214”は、すべての生徒が変化する社会の課題に対応可能な市民として完全な能力を発揮するために、彼らにとって必要な技術・知識・行動(分析能力・コミュニケーション能力・課題解決能力・技術リテラシー)を身に着けることを支援することを重要な使命として掲げています。
Illinois High School District 214 named National School Library of the Year(ALA,2019/5/2)
http://www.ala.org/news/press-releases/2019/05/illinois-high-school-district-214-named-national-school-library-year
@district214(Facebook,2019/5/3)
https://www.facebook.com/district214/posts/2397855533578153
参考:
米国学校図書館員協会(AASL)、”National School Library of the Year Award”と新学校図書館基準との関連付けを発表
Posted 2018年8月28日
http://current.ndl.go.jp/node/36557