米国学校図書館員協会(AASL)、”National School Library of the Year Award”と新学校図書館基準との関連付けを発表

2018年8月24日、米国図書館協会(ALA)の米国学校図書館員協会(AASL)は、優れた学校図書館を表彰する賞”National School Library of the Year Award”の応募手順及び規定を改訂し、昨年AASLが発表した新学校図書館基準『学習者、学校図書館員、学校図書館のための全国学校図書館基準』(National School Library Standards for Learners, School Librarians and School Libraries)と関連付けたことを発表しました。

新学校図書館基準では、学習者、学校図書館員、学校図書館が共有する基盤(shared foundations)として、探究(Inquire)、包摂(Include)、協働(Collaborate)、整理(Curate)、探索(Explore)、関与(Engage)という6つの要素を定義しています。改訂後の応募手順では、応募者がこれらの要素をどう体現しているかを示す証拠を提出する必要があります。

National School Library of the Year Award aligned with new AASL Standards(ALA,2018/8/24)
http://www.ala.org/news/press-releases/2018/08/national-school-library-year-award-aligned-new-aasl-standards

参考:
E2006 – 米国学校図書館員協会による新学校図書館基準<文献紹介>
カレントアウェアネス-E No.343 2018.03.08
http://current.ndl.go.jp/e2006

米国学校図書館員協会(AASL)、教育と学習に役立つウェブサイトとアプリの2018年版を発表
Posted 2018年6月27日
http://current.ndl.go.jp/node/36237