ニューヨーク公共図書館(NYPL)・DCL社、著作権局“Catalog of Copyright Entries”掲載の著作権に関する記録を構造化しGitHub上で公開

2019年2月1日、米・ニューヨーク公共図書館(NYPL)が、Data Conversion Laboratory(DCL)社と共同で実施してきた、米・著作権局の“Catalog of Copyright Entries”に掲載された著作権に関する記録のデジタル化と検索性向上のためのプロジェクトの第1段階が終了したと発表しています。

第1段階は、1923年から1964年までの印刷物の著作権に関する記録数十万件のデジタル化・構造化を実施するもので、GitHub上でその成果が公開されました。次段階において、同記録の検索容易化のため、ウェブベースのプラットフォーム上で公開される予定です。

図書館にとって、同データは、印刷物の著作権情報の追跡・発見に役立ち、電子化の方法について速やかに判断できるため、数多くの書籍等の電子化によるアクセス増につながると紹介されています。

The New York Public Library Partners With Data Conversion Laboratory to Expand Access to Copyright Records(NYPL,2019/2/1)
https://www.nypl.org/press/press-release/february-1-2019/new-york-public-library-partners-data-conversion-laboratory

DCL and The New York Public Library Partner to Expand Access to Copyright Records (DCL,2019/1/29)
https://www.dclab.com/resources/press-releases/dcl-and-nypl-expand-access-to-copyright-records

NYPL/catalog_of_copyright_entries_project(GitHub)
https://github.com/NYPL/catalog_of_copyright_entries_project