2018年12月14日、図書館や図書館情報学に関するニュースを掲載している米国のブログLIS Newsが、同ブログが選ぶ2018年の10大ニュースを発表しています。
1. LGBTやドラァグクイーンに関する図書館の展示・蔵書・プログラムへの異議申し立て
2. データ侵害がプライバシー問題を刺激
※ケンブリッジ・アナリティカ社
3. 複数館で図書館の資料延滞者への罰金廃止
4. オープンアクセス(OA)の行方
5. 虚偽の、もしくは、不審な内容の論文に関するスキャンダル
6. 法律に関する問題(アバンダンウェアとフェアユース・米ジョージア州立大学の電子リザーブ訴訟・マラケシュ条約・米国著作権局の米国議会図書館(LC)からの移管等)
7. 刑務所での禁書
8. サーチエンジンは偏っている
※“Algorithms of Oppression”(抑圧のアルゴリズム)の出版
9. フェイクニュースの拡大
10. オピオイドの蔓延が継続
Ten Stories That Shaped 2018(LISNews,2018/12/14)
https://lisnews.org/ten_stories_that_shaped_2018
参考:
cOAlition S、Plan Sの要件を満たすための手順をまとめた手引きを公表:フィードバックを募集中
Posted 2018年11月29日
http://current.ndl.go.jp/node/37124
トランプ大統領の署名によりマラケシュ条約実施法が成立:批准のための国内手続きが終了(米国)
Posted 2018年10月11日
http://current.ndl.go.jp/node/36804
国際図書館連盟(IFLA)、政府・図書館への提言を含むフェイクニュースに関する声明を発表
Posted 2018年8月28日
http://current.ndl.go.jp/node/36550
米国の博物館・図書館サービス機構(IMLS)、2018年度の業績報告書を公開
Posted 2018年11月20日
http://current.ndl.go.jp/node/37065
※オピオイド危機に対応するための図書館のコミュニティとの協力方法を調査する米国公共図書館協会(PLA)との共同調査に対してOCLCへ資金提供を実施
LIS Newsが選ぶ2017年の図書館・図書館情報学関連の10大ニュース(米国)
Posted 2017年12月19日
http://current.ndl.go.jp/node/35193