2015年12月15日、図書館や図書館情報学に関するニュースを掲載している米国のブログLIS Newsが、同ブログが選ぶ2015年の10大ニュースを発表しています。
1.シャルリー・エブド襲撃事件
2.ビリントン氏の米国議会図書館長退任
3.3Dプリンターによるサービスが主流に
4.OCLCがカード目録の作成を中止
5.企業の合併・買収により、図書館に関係する出版社・アグリゲータ―・サービスプロバイダーの数が減少
6.Elsevier社が発行する言語学の雑誌‘Lingua’の編集委員が退任 新雑誌を発行
7.Googleブックスをめぐる著作権侵害訴訟の控訴審判決
8.ボストン公共図書館(貴重書亡失)、ニューオーリンズ公共図書館(資金流用)、オレゴン大学のアーキビスト(解雇)を巡るスキャンダル
9.オープンソースのテキストブックが成長
10.ハーパー・リーの『アラバマ物語』(原題:To Kill a Mockingbird)の続編“Go Set a Watchman”の出版
Ten Stories That Shaped 2015(LISNews,2015/12/15)
http://lisnews.org/ten_stories_that_shaped_2015
参考:
米国議会図書館(LC)の第13代館長・ビリントン氏が2015年9月30日をもって辞任
Posted 2015年9月28日
http://current.ndl.go.jp/node/29516
OCLC、カード目録の印刷業務を終える
Posted 2015年10月5日
http://current.ndl.go.jp/node/29571
Elsevier社の言語学雑誌‘Lingua’のオープンアクセスを巡り、同誌の編集者6名を含む編集委員全員が辞職し、新しい雑誌を立ち上げへ Elsevier社も声明を発表
Posted 2015年11月10日
http://current.ndl.go.jp/node/29927
連邦第二巡回区控訴裁判所、Googleブックスは著作権法に違反せずと判断
Posted 2015年10月19日
http://current.ndl.go.jp/node/29682