2018年4月3日、米・図書館情報資源振興財団(CLIR)は、中東地域の文化財を閲覧できる“Digital Library of the Middle East(DLME)”のプラットフォームの実装やコンテンツのキュレーションに関してAndrew W. Mellon財団から112万ドルの助成を受けたことを発表しました。
スタンフォード大学の技術パートナーや世界のコンテンツプロバイダーと連携しつつ、2018年1月に公開されたプロトタイプの開発経験に基づいてDLMEの拡張などが進められます。プラットフォームの立ち上げは2020年を予定しています。
プラットフォームは今後の電子図書館プロジェクトが再利用できるものとなるとのことで、コンテンツへのアクセスやそれらの保存に関する仕様の統一を意図しているようです。
CLIR Receives $1.12 Million to Implement Platform and Processes for Digital Library of the Middle East(CLIR, 2018/4/3)
https://www.clir.org/2018/04/clir-receives-1-12-million-to-implement-platform-and-processes-for-digital-library-of-the-middle-east/
Digital Library of the Middle East
https://spotlight.dlme.clir.org/library
参考:
米・図書館情報資源振興財団(CLIR)、中東地域の文化財を閲覧できる“Digital Library of the Middle East” (DLME)のプロトタイプを公開
Posted 2018年2月2日
http://current.ndl.go.jp/node/35414
カタール国立図書館と米・図書館情報資源振興財団が“Digital Library of the Middle East” に関する覚書を締結
Posted 2017年8月23日
http://current.ndl.go.jp/node/34555