2018年2月19日、東京都台東区の東京文化財研究所において、第一回無形文化遺産映像記録作成研究会が開催されます。
近年、国内外において、映像記録の重要性が高まりつつある一方、無形文化遺産の映像記録作成に関する方法論について、十分な議論がおこなわれることは少なかったことから、方法論を検討し、そのガイドラインを示すことを目標として開催されるものです。
今後、3か年にわたって定期的に研究会を開催し、そこで検討された成果を『無形文化遺産の映像記録作成のてびき』としてまとめる予定としています。
参加には事前の申し込みが必要です。
・開会のあいさつ
・趣旨説明
石村智氏(東京文化財研究所無形文化遺産部音声映像記録研究室長)
・研究発表
「研究資料としての映像記録作成」 佐野真規氏(映像作家)
・コメント
・ディスカッション
(キーワード:記録保存、アーカイブ、インフォームド・コンセント、映像人類学)
第一回 無形文化遺産映像記録作成研究会の開催のおしらせ(東京文化財研究所)
http://www.tobunken.go.jp/info/info180219/index.html
参考:
米・イリノイ大学アーバナシャンペーン校のiSchool、図書館・公文書館による無形文化遺産の保護をテーマとしたホワイト・ペーパーを公表
Posted 2017年9月19日
http://current.ndl.go.jp/node/34677
東北3県(岩手、宮城、福島)の民俗芸能・祭礼行事に関わる写真・映像などの記録を収録した「無形文化遺産アーカイブス」が公開
Posted 2016年4月8日
http://current.ndl.go.jp/node/31295
スコットランド国立図書館、デジタル環境下での無形文化遺産の保存とアクセスの保証についての新しいモデルを評価するプロジェクトへ参加する大学院生を募集
Posted 2016年3月31日
http://current.ndl.go.jp/node/31194