2017年7月3日、静岡県立中央図書館が、閲覧室床のひび割れが発見されたことにより、安全対策のため臨時休館すると発表しています。
ひび割れは、2017年4月から6月にかけて実施した図書館施設の調査で見つかったもので、図書の増加により閲覧室の床に大きな加重がかかった状態での使用が長期に渡って続いたことが主な原因と考えられると説明されています。
この調査結果を受け、図書館を臨時休館として、図書の移動やひび割れの詳細な調査を実施するとのことです。休館期間は3か月から4か月程度が想定されていますが、閲覧室や書庫等への出入りが不要なサービスからの順次再開を予定しており、7月中旬には図書館ウェブサイトを通じて告知するとのことです。
返却や延長は可能ですが、来館貸出や県内市町村立図書館への協力貸出、予約、レファレンス、郵送複写、利用者登録などのサービスは休止されます。
臨時休館のお知らせ(静岡県立中央図書館)
http://www.tosyokan.pref.shizuoka.jp/contents/info/2017/201707_rinjikyukan.html
臨時休館中業務のご案内(平成29年7月3日現在)(静岡県立中央図書館)
http://www.tosyokan.pref.shizuoka.jp/contents/info/2017/rinjiservice.html
静岡県立中央図書館の臨時休館に関するQ&A(静岡県立中央図書館,2017/7/3)
http://www.tosyokan.pref.shizuoka.jp/data/open/cnt/3/3924/1/QA.pdf
蔵書荷重超過で床にひび 静岡県立中央図書館、3~4カ月休館(静岡新聞,2017/7/3)
http://www.at-s.com/news/article/social/shizuoka/376620.html