日本学術会議、「学術の総合的発展をめざして―人文・社会科学からの提言―」を公表

2017年6月1日、日本学術会議は、提言「学術の総合的発展をめざして―人文・社会科学からの提言―」を公表しました。

この提言では、日本の学術が直面する状況や解決すべき喫緊の課題を整理し、学術振興のために人文・社会科学が果たすべき役割と課題を検討しています。

人文・社会科学分野においても、分野の特性に応じた評価指標を確立するために、研究成果の公開・共有・可視性の向上を図る必要があること、中長期的な視野に立って、データベースの構築、資料電子化の基盤整備などを行うべきことなどが言及されています。

トップ・ニュース(日本学術会議)
http://www.scj.go.jp/
※「提言「学術の総合的発展をめざして―人文・社会科学からの提言―」を公表いたしました。(平成29年6月1日)」とあります。

学術の総合的発展をめざして―人文・社会科学からの提言―(PDF: 42ページ)
http://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/pdf/kohyo-23-t242-2.pdf

参考:
E1754 – 国文研「歴史的典籍オープンデータワークショップ」<報告>
カレントアウェアネス-E No.296 2016.01.21
http://current.ndl.go.jp/e1754

日本学術会議、「オープンイノベーションに資するオープンサイエンスのあり方に関する提言」を公開
Posted 2016年7月7日
http://current.ndl.go.jp/node/32020

CA1790 – 若手研究者問題と大学図書館界―問題提起のために― / 菊池信彦
カレントアウェアネス No.315 2013年3月20日
http://current.ndl.go.jp/ca1790