世界17か国のインターネットユーザーの読書状況調査

2017年3月23日、ドイツの市場調査会社GfKが、インターネットユーザーに対して行った読書調査の結果を発表していました。

17か国(英国・ドイツ・フランス・イタリア・スペイン・ベルギー・オランダ・ロシア・カナダ・米国・メキシコ・ブラジル・アルゼンチン・中国・日本・韓国・オーストラリア)を対象に実施されたもので、調査結果の概要によると、インターネットユーザーの多数(59%)が、毎日もしくは少なくとも週1回は読書をしているという結果が得られたとのことです。

国別では、中国70%、ロシア59%、スペイン57%の順で読書をすると回答した割合が多く、また、低所得世帯(24%)より高所得世帯(35%)が、男性(27%)より女性(32%)が読書をする傾向が高いという結果が紹介されています。

また、読書をしないと回答したインターネットユーザーの割合が最も高かった国はオランダと韓国(16%)で、ベルギー(14%)、カナダ・フランス・日本(11%)と続きます。

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Majority of internet users read books either daily or at least once a week(GfK,2017/3/23)
http://www.gfk.com/insights/press-release/majority-of-internet-users-read-books-either-daily-or-at-least-once-a-week/

Frequency of reading books(GfK)
http://www.gfk.com/global-studies/global-studies-frequency-of-reading-books/

参考:
E1821 – 成人の図書館利用の実態(英国)
カレントアウェアネス-E No.307 2016.07.14
http://current.ndl.go.jp/e1821

E1667 – NDL,情報行動の傾向及び図書館に関する意識調査の成果を公開
カレントアウェアネス-E No.279 2015.04.09
http://current.ndl.go.jp/e1667