Hindawi社、新規の投稿論文についてはデータの可用性に関する言及を含めるよう要求する方針を発表

2017年2月16日、オープンアクセス(OA)出版を手掛けるHindawi社は、今後新たに同社の雑誌に投稿される論文については、用いた研究データの可用性に関する言及(Data Availability Statement)を含めるよう求める方針を発表しました。今後、より包括的なオープンデータ方針を構築していくための第一段階であるとのことです。

Data Availability at Hindawi(Hindawi、2017/2/16付け)
http://about.hindawi.com/opinion/data-availability-at-hindawi/

Hindawi、論文投稿時にData Availability Statementを要求(STI Updates、2017/2/21付け)
http://jipsti.jst.go.jp/johokanri/sti_updates/?id=9444

参考:
Emerald社、Hindawi社がPeerwithと提携
Posted 2017年1月24日
http://current.ndl.go.jp/node/33317

米国国立衛生研究所(NIH)、研究データマネジメント戦略と研究データ・ソフトウェアの引用に関する情報提供依頼を公開
Posted 2016年11月22日
http://current.ndl.go.jp/node/32979

CA1875 – 研究データ共有の国際動向と図書館の役割:RDA第7回総会報告 / 村山泰啓 カレントアウェアネス No.328 2016年6月20日
http://current.ndl.go.jp/ca1875

CA1818 – 研究データ共有時代における図書館の新たな役割:研究データマネジメントとデータキュレーション / 池内有為 カレントアウェアネス No.319 2014年3月20日
http://current.ndl.go.jp/ca1818