2016年10月3日、公益財団法人日本交通公社が運営する、旅行・観光に関する研究書、実務書、ガイドブック、雑誌などを所蔵する「旅の図書館」が、リニューアルオープンします。
リニューアルのコンセプト・特徴は、
・観光の研究や実務に役立つ図書館
・独自の図書分類の構築と専門性・希少性の高い蔵書の公開
・知見やネットワークを共有する観光の研究・情報プラットフォーム
とのことで、日本十進分類法(NDC)を用いつつ専門分野に対応した分類の構築、ビル内に100名規模のシンポジウムが開催可能な「ライブラリーホール」を設けることなどが発表されています。また、蔵書は約6万冊です。
なお、同館のリニューアルは、日本交通公社の「’22ビジョン」に基づくもので、また、日本交通公社は2016年4月に文部科学省から「学術研究機関」に指定されています。
「旅の図書館」がリニューアルオープンします(10月3日) - 観光の研究・情報プラットフォームをめざして -(日本交通公社, 2016/9/15)
https://www.jtb.or.jp/news/release-renewal-open-library
https://www.jtb.or.jp/wp-content/uploads/2016/09/release-library-0915.pdf
経営理念(日本交通公社)
https://www.jtb.or.jp/about/concept
関連:
文部科学省より学術研究機関の指定を受けました(日本交通公社)
https://www.jtb.or.jp/news/newsrelease2016-1
参考:
「旅の図書館」における観光研究図書の独自分類(記事紹介)
Posted 2016年7月13日
http://current.ndl.go.jp/node/32072
「旅の図書館」が一時休館 2016年夏頃、南青山でリニューアル開館の予定
Posted 2015年10月23日
http://current.ndl.go.jp/node/29739