韓国・釜山広域市立市民図書館、地域の書店の活性化と「小さな図書館」の資料の充実を目指す「2016年 幸福な本の分かち合い」事業を開始

韓国・釜山広域市立市民図書館は、2016年5月から11月まで、読書社会の雰囲気の醸成や、地域の書店の活性化を目的に、今年も「2016年 幸福な本の分かち合い」事業を実施すると発表しました。

同事業は、2012年から実施している市民参加型の読書文化活動で、加盟書店に、読み終えた本を持参すると、定価の50%にあたる図書引換券と交換してもらうことができ、それで新しい本を購入できるという仕組みです。

交換可能な本は2014年以降に刊行されたもので、参考書・教科書・学習誌・非売品・汚損本は除かれます。

書店に持ち込まれた本は、文化格差・情報格差解消を目的に「小さな図書館」などに寄贈されることになっています。

부산시민도서관, 북 리펀드 운동 행복한 책 나눔(釜山広域市教育庁,2016/5/11)
http://news.pen.go.kr/04/01_report.php?m=view&p=b008&uid=80582&page_num=2&keyfield=&key=%EB%8F%84%EC%84%9C%EA%B4%80

参考:
E696 – 第1回大韓民国図書館フェスティバル
カレントアウェアネス-E No.114 2007.09.26
http://current.ndl.go.jp/e696