2016年5月16日、米国図書館協会(ALA)は、「未来の図書館賞」(Library of the Future Award)の2016年の受賞者に、インディアナ州のインディアナポリス公共図書館を選んだと発表しています。
利用者が同館の23の分館を巡回している“Tinker Station”を訪れることで、利用できる電子書籍・オーディオブックや無料で配信されている動画・音楽といった資料の利用方法を案内してもらえる“eBook Tinker Station”プロジェクトが評価されたものです。
同賞は、ALAとInformation Today社が「図書館施設を使い、利用者にITに関するトレーニングを行う革新的なプログラムを企画・開発した図書館」を表彰するものです。
Indianapolis Public Library Wins 2016 ALA/Information Today ‘Library of the Future’ Award(ALA,2016/5/16)
http://www.ala.org/news/press-releases/2016/05/indianapolis-public-library-wins-2016-alainformation-today-library-future
関連:
eBook Tinker Station(インディアナポリス公共図書館)
http://www.indypl.org/events/detail/?event_id=3078
eBook Tinker Stations at The Indianapolis Public Library (Youtube)
https://www.youtube.com/watch?v=Mb-Uaon9eDs
※インディアナポリス公共図書館のYoutubeのチャンネル
参考:
米国図書館協会(ALA)の2012年「未来の図書館賞」にNPR図書館が選ばれる
Posted 2012年4月11日
http://current.ndl.go.jp/node/20601
子ども向けの体験型情報環境プログラムを実施した図書館が「未来の図書館賞」を受賞(米国)
Posted 2009年4月2日
http://current.ndl.go.jp/node/12394
ALAの2007年「未来の図書館」賞、SecondLife図書館同盟に
Posted 2007年4月19日
http://current.ndl.go.jp/node/5741
E914 – 「未来の図書館賞」を受賞した体験型情報プログラム(米国)
カレントアウェアネス-E No.148 2009.04.22
http://current.ndl.go.jp/e914