フランスの大学間共同利用言語・文化図書館(BULAC)で、第2回韓国古書ワークショップが開催される

2016年5月3日、韓国学の発展と、新しい古文献の発掘を目的に、韓国・文化体育観光部、韓国国立中央図書館(NLK)、フランス国立東洋言語文化研究所(INALCO)の共催により、フランスの大学間共同利用言語・文化図書館(BULAC)において、第2回韓国古書ワークショップが開催されます。

2012年にカナダ・トロント大学で北米地域の韓国学司書・研究者を対象に実施して以来4年ぶりの開催で、ヨーロッパ初開催となる今回は、フランスを中心にヨーロッパの韓国学司書・研究者など約40名が参加するとのことです。

ワークショップでは、NLKの韓国古典籍総合目録システムの活用方法、韓国の古書の基礎知識、韓国学の主要な情報源などの紹介や、BULAC所蔵の韓国の古書コレクションについての発表が行われるとのことです。

유럽에서 한국 고서를 이야기하다(NLK,2016/5/2)
http://www.nl.go.kr/nl/commu/libnews/article_view.jsp?board_no=8544&notice_type_code=3&cate_no=0

参考:
CA1822 – 大学間共同利用言語・文化図書館(BULAC)-欧州随一の言語・文化図書館- / Clotilde Monteiro
カレントアウェアネス No.320 2014年6月20日
http://current.ndl.go.jp/ca1822

E1728 – 英国・ドイツでの日本研究司書へのレファレンス研修を終えて
カレントアウェアネス-E No.291 2015.10.29
http://current.ndl.go.jp/e1728

E1643 – JALプロジェクト2014:公開ワークショップ<報告>
カレントアウェアネス-E No.274 2015.01.22
http://current.ndl.go.jp/e1643

E1408 – シンポジウム「なぜ今,海外日本研究支援か?」<報告>
カレントアウェアネス-E No.233 2013.03.07
http://current.ndl.go.jp/e1408