画像を解析して類似する文字画像を表示する「木簡・くずし字解読システム―MOJIZO―」(β版)が公開

2016年3月25日、「木簡・くずし字解読システム―MOJIZO―」が公開されました。

「木簡・くずし字解読システム―MOJIZO―」は検索対象の画像を解析し、奈良文化財研究所が蓄積する木簡の字形・字体と、東京大学史料編纂所が集める古文書・古記録の字形・字体のそれぞれから、類似する文字画像を表示するデータベースで、奈良文化財研究所と東京大学史料編纂所の共同開発によるものです。

なお、現在公開されているのはβ版のようです。

解析:木簡・くずし字解読システム
http://mojizo.nabunken.go.jp/

Facebook(奈良文化財研究所, 2016/3/25)
https://www.facebook.com/nabunken/posts/346526532137686

奈良文化財研究所ホームページ
https://www.nabunken.go.jp/
※「TOPICS」欄に「データベース「木簡・くずし字解読システム-MOJIZO-」 を公開しました」とあります。

関連:
東京大学史料編纂所ホームページ
https://www.hi.u-tokyo.ac.jp/

参考:
くずし字学習支援アプリ「KuLA」が公開開始
Posted 2016年2月18日
http://current.ndl.go.jp/node/30780

凸版印刷、江戸期以前のくずし字を高精度でテキストデータ化する新方式OCR技術を開発
Posted 2015年7月3日
http://current.ndl.go.jp/node/28820