歴史資料ネットワーク、同会のブログにて、「1966年11月4日、フィレンツェ― アルノ川大洪水の被害と復興の道のり」の連載を開始

2016年1月10日、歴史資料ネットワークが、同会のブログにて、「1966年11月4日、フィレンツェ― アルノ川大洪水の被害と復興の道のり」の連載を開始すると発表しています。

執筆者は、日本学術振興会特別研究員で、保存修復史・修復理論を専門とする田口かおり氏です。

1966年11月4日にフィレンツェのアルノ川を襲った大洪水から50年目にあたる節目の年に、実際にあの日何が起きたのか、そして、保存修復学の技法や思想はあの日からどのように変化したのかをあらためて整理するもので、フィレンツェが乗り越え、築き上げてきた事柄は、震災後の文化財復興に励む現在の日本がまさに直面している問題でもあるとして、多くの人々の証言をたどり、一刻一刻と過ぎゆく時を臨場感をもって再現し、現在・未来の保存修復のためのヒントとなることを意図しているとのことです。

田口かおりさんによる連載「1966年11月4日、フィレンツェ― アルノ川大洪水の被害と復興の道のり」開始のお知らせ(歴史資料ネットワーク,2016/1/10)
http://siryo-net.jp/contribution/firenze1966-start/

田口かおり「1966年11月4日、フィレンツェ」(はじめに)(歴史資料ネットワーク,2016/1/11)
http://siryo-net.jp/contribution/firenze1966-00/