インターネットから医療情報を得る割合:都市居住者の方が割合が高い(米国)

米国・疾病対策予防センター(CDC)が、2015年12月18日に発表した“Morbidity and Mortality Weekly Report (MMWR)”64(49);1367において、米国の成人がインターネットから医療情報を得る割合について居住地域別に報告しています。

2012年から2014年の調査において、18歳以上の成人が過去1年間でインターネットから医療情報を得る割合は、非都市部での割合(33.7%~38.9%) は、都市部の割合(44.3%~49.0%)より低いことが指摘されています。

また、地方居住者では割合が最も低く(33.7%)、巨大都市の外縁部の居住者が最も高い(49.0%)こと、巨大都市の中心部・中規模都市・小規模都市の居住者は同程度(44.3%~45.5%)であることが述べられています。

QuickStats: Percentage of U.S. Adults Who Looked up Health Information on the Internet in the Past Year,by Type of Locality‐ National Health Interview Survey, 2012-2014(CDC,2015/12/18)
http://www.cdc.gov/mmwr/preview/mmwrhtml/mm6449a5.htm

参考:
E1702 – 米国の10代の若者の健康情報入手方法
カレントアウェアネス-E No.287 2015.08.27
http://current.ndl.go.jp/e1702