世界の大気汚染等に関する情報の透明性を向上させるPlume Labsが、世界の大気汚染に関する情報を提供する“World Air Map”を公開

2015年12月2日、世界の大気汚染等に関する情報の透明性を向上させるべく2014年1月に設立されたPlume Labsが、“World Air Map”を公開しました。11月30日から12月11日まで開催されている国連気候変動パリ会議のサイドイベント“DATA AGAINST CLIMATE CHANGE”でも発表されたものとのことです。

都市毎に、“Air Report”として汚染度が「新鮮」「通常」「高い汚染度」「とても高い汚染度」「極めて高い汚染度」という5段階で、数値とともに表示されるほか、屋外でのスポーツや、乳幼児を外に連れて行く、といった行動に関する注意度の表示、汚染物質の情報等、様々な情報が表示されるほか、世界全体の大気汚染の状況がマップ上にレイヤで表示されるようです。

Plume Labsは、1万1,000地点から得られる、環境に関する測定値50万件のオープンデータを毎日収集し、人工知能や機械学習などの技術、データ科学を活用し、観測地点がない地域も含め、世界中の大気汚染レベルを推定することを可能としたものである、としています。

“World Air Map”
https://air.plumelabs.com/

Plume Labs launches a live map of air pollution(Plume Labs Blog, 2015/12/2)
http://blog.plumelabs.com/2015/12/02/plume-labs-launches-a-live-map-of-air-pollution/

Plume Labs
https://www.plumelabs.com/

Facebook(Plume Labs)
https://www.facebook.com/PlumeHQ/info/?tab=page_info

関連:
国連気候変動会議(WWFジャパン)
http://www.wwf.or.jp/activities/2015/11/1293827.html