英国図書館(BL)、ベンガル語の1,000冊の本・20万ページをデジタル化してオンラインで公開

英国図書館(BL)では、1714年から1914年の22の南アジアの言語の図書を所蔵しているとのことですが、状態が悪いため、閲覧と原本保存のためデジタル化を計画しているとのことです。

そのパイロットプロジェクトとして、需要が多いベンガル語の1,000冊の本20万ページをデジタル化してオンラインで公開するとともに、2,000タイトルの目録化作業を実施したとのことです。

パイロットプロジェクトは、英国芸術・人文科学研究会議(Arts and Humanities Research Council: AHRC)がNewton財団を通じて支援するとともに、ジャダプール大学Cultural Texts and Records school(インド)、Srishti Institute of Art, Design and Technology(インド)、ロンドン大学東洋アフリカ研究学院図書館と連携しており、インド国立図書館、National Mission on Libraries(インド)やインドの研究機関とともに実施しているとのことです。

今後は、デジタル研究との連携を刺激し、インドの研究機関と連携して技術とデジタル調査を構築することを計画しているとのことです。

Unlocking India’s printed heritage: 200,000 pages of historic books to be made available online(BL,2015/11/12)
http://www.bl.uk/press-releases/2015/november/unlocking-indias-printed-heritage

参考:
インドとフランスが、インドの手稿類の保存・読解やデジタル化について覚書を締結
Posted 2015年10月30日
http://current.ndl.go.jp/node/29824