2015年4月29日、早稲田大学演劇博物館は、同館が収蔵する立体資料についてテクスチャー付き3Dデータを作成し、同館の「演劇博物館デジタル・アーカイブ・コレクション」内で「3Dデータベース」を試験公開しました。
今回試験公開されたコンテンツは、日本の能・狂言・舞楽や、中国の「儺戯」、韓国のタルチュム「山台ノリ」などで使用される面が主となっているようです。
なお、同データベースのコンテンツはブラウザ上で閲覧できるだけではなく、PDFファイルとしてダウンロードすることも可能なようです。
同データベースの利用に当たってはGoogle Chromeの使用が推奨されるとのことです。また、今後は、スマートフォン、タブレットによる利用への対応や、3Dプリント出力用のデータ提供なども予定されているようです。
早稲田大学演劇博物館デジタル・アーカイブ・コレクション(早稲田大学演劇博物館)
http://www.enpaku.waseda.ac.jp/db/
※2015/4/29付けで「3Dデータベースを試験公開しました」とあります。
3Dデータベース 試験公開(早稲田大学演劇博物館)
http://www.enpaku.waseda.ac.jp/db/epk3d/
3Dデータベース検索画面(早稲田大学演劇博物館)
http://www.enpaku.waseda.ac.jp/db/epk3d/index_3d.php
参考:
早稲田大学演劇博物館デジタル・アーカイブ・コレクション、幻燈データベース(暫定版)を公開
Posted 2014年8月20日
http://current.ndl.go.jp/node/26839
Google Cultural Instituteで博物館・美術館(6館)との提携により、3Dオブジェクトの展示開始
Posted 2015年4月13日
http://current.ndl.go.jp/node/28316
スミソニアン博物館、3Dデータのサイトを公開
Posted 2013年11月14日
http://current.ndl.go.jp/node/24854