国立国会図書館、「図書館及び関連組織のための国際標準識別子」の試行版Linked Open Dataを公開

国立国会図書館(NDL)は、2015年4月27日、「図書館及び関連組織のための国際標準識別子(ISIL)」の試行版Linked Open Data(LOD)を公開しました。

ISILは、図書館をはじめ博物館、美術館、文書館などの類縁機関に付与されている国際的な識別子です。ISO 15511で国際標準規格として定められており、日本ではNDLが国内登録機関となっています。

今回提供するLODは試行版です。このデータセットにはパブリックドメインマークが付与され、営利・非営利の目的を問わず、利用手続なしで自由に利用できます。また、ISIL管理台帳ファイルのデータのほか、住所の緯度・経度、Web NDL Authoritiesの名称典拠URI、国立国会図書館サーチの所蔵機関コード、国立情報学研究所総合目録データベースの図書館ID(FA番号)のURI等も含まれています。

新着情報(NDL)
http://ndl.go.jp/jp/news/index.html
※2015年4月27日付で「「図書館及び関連組織のための国際標準識別子(ISIL)」の試行版Linked Open Data(LOD)を公開しました。」とあります。

「図書館及び関連組織のための国際標準識別子(ISIL)」試行版LOD(NDL)
http://ndl.go.jp/jp/aboutus/standards/opendataset.html#ISIL_trial

図書館及び関連組織のための国際標準識別子(ISIL)(NDL)
http://www.ndl.go.jp/jp/library/isil/

使う・つなげる:国立国会図書館のLinked Open Data (LOD)とは(NDL)
http://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/standards/lod.html

参考:
CA1757 – 日本におけるISIL(アイシル)の導入 / 兼松芳之
カレントアウェアネス No.310 2011年12月20日
http://current.ndl.go.jp/ca1757

CA1715 – 図書館及び関連組織のための国際標準識別子ISIL / 宮澤 彰
カレントアウェアネス No.304 2010年6月20日
http://current.ndl.go.jp/ca1715

CA1746 – 動向レビュー:Linked Dataの動向 / 武田英明
カレントアウェアネス No.308 2011年6月20日
http://current.ndl.go.jp/ca1746