2015年4月6日、米国議会図書館(LC)は、2015年のデジタル資料保存に関するインターンシッププログラム(NDSR)の研修生5名を公表しました。このプログラムはLCが博物館・図書館サービス機構(IMLS)とともに実施するもので、期間は12か月間、2015年6月に開始されるとのことです。
プログラムは、最近図書館学、情報学等の博士課程を修了した人や、修士課程の修了予定者等に、デジタル資料に関する実践的な知識を獲得する機会を提供するものであるとのことです。
研修生5名は、LCで行われる、デジタル化に関する集中的なインターンシップを受けた後、それぞれの機関に派遣されるとのことで、派遣先機関は、それぞれ、米国医学図書館(NLM)やコロンビア特別区(ワシントンD.C.)公共図書館、米国政府出版局(GPO)などが予定されているようです。
2015 Class of National Digital Stewardship Residents Selected(LC, 2015/4/3)
http://www.loc.gov/today/pr/2015/15-057.html?loclr=blogsig
Residents Chosen for NDSR 2015 in Washington, DC(LC, 2015/4/6)
http://blogs.loc.gov/digitalpreservation/2015/04/residents-chosen-for-ndsr-2015-in-washington-dc/
参考:
米国議会図書館(LC)のデジタル資料保存に関するインターンシッププログラム(NDSR)、第1回の研修生のその後は?
Posted 2014年10月6日
http://current.ndl.go.jp/node/27167
米国議会図書館、“National Digital Stewardship Residents”プログラムの最初の研修生を公表
Posted 2013年6月20日
http://current.ndl.go.jp/node/23754