「博士論文のエンバーゴを最大6年間に」のその後の議論 米国歴史学協会2015年年次大会におけるパネルセッションの記録から

2015年2月5日、米国歴史学協会(AHA)は、“Debating the History Dissertation Embargo Policy at the Annual Meeting”という記事をブログに掲載しました。記事は、今年1月に開催されたAHAの年次大会でのパネルセッション”Choosing to Embargo? What to Do with Your History Dissertation”の記録で、これは、2013年7月にAHAが発表した歴史学博士論文のエンバーゴ期間を最大6年間認めるよう求めた声明のその後の議論として行われたものです。同記事の執筆者はそのセッションにパネリストとして参加したハッテム(Michael D. Hattem)氏です。

記事では、ハッテム氏を含む、米国大学出版局協会のバークレー(Peter Berkrey)会長、ユタ大学図書館員アンダーソン(Rick Anderson)氏、テキサス大学オースティン校教授で元AHA専門職委員会副委員長のジョーンズ(Jacqueline Jones)氏らパネリストの発言の要点と、その後の質疑応答での論点がまとめられています。

Debating the History Dissertation Embargo Policy at the Annual Meeting (AHA Today 2015/2/5付の記事)
http://blog.historians.org/2015/02/debating-embargo-policy-annual-meeting/ 

参考:
CA1801 – 「博士論文のエンバーゴを最大6年間に」:米国歴史学協会の声明とその反響 / 菊池信彦
http://current.ndl.go.jp/ca1801