英国国立公文書館、“Open Government Licence v3.0”を導入

2014年10月31日、英国国立公文書館(TNA)が、“Open Government Licence”のバージョン3.0を導入したとのことです。英国政府のライセンスのフレームワークである(UK Government Licensing Framework:UKGLF)の一つとのことで、政府やその他の公的セクターの幅広い情報の利用と再利用を許可するライセンスで、基本的な用語や条件は変更されていないとのことです。

主な変更点としては、帰属の記述の公開に関する書きぶりの変更があげられるとのことです。これにより、さまざまな異なった情報源から情報を利用したとしても、再利用を行う者は、いつでも、情報提供者により規定されているあらゆる記述を含める必要があることが明示されたとのことです。

なお、Open Government Licenceのバージョン1.0や2.0のもとに提供された情報は、引き続きそのバージョンのライセンスで利用できるとのことです。

Launch of Open Government Licence 3.0(TNA, 2014/10/31)
http://www.nationalarchives.gov.uk/news/970.htm?news=rss

関連:
データガバナンス委員会(オープンデータ流通推進コンソーシアム)
http://www.opendata.gr.jp/committee/governance/documents.php
※参考資料2に英国オープンガバメントライセンスのバージョン1.0の仮訳があります。

参考:
英国国立公文書館、“Open Government Licence v2.0”を導入
Posted 2013年7月1日
http://current.ndl.go.jp/node/23835