米SPARCが北米の大学におけるオープンアクセス(OA)出版にかかる費用支援に関して、2009年からの5年間の推移をまとめたレポートを公開しています。
同レポートによれば、2009年当時はOA出版にかかる費用を支援するための、大学による基金等は北米に9件しかなかったものが、2014年には51件と5倍以上に増加しており、これらの基金による支援を受けた論文数も2009年の207本から2014年には3,863本と18倍以上、支援を受けた著者数も187人から3,121人と16倍以上に増えていたとのことです。
North American Campus – Based Open Access Funds: A Five – Year Progress Report(SPARC)
http://www.sparc.arl.org/sites/default/files/OA%20Fund%205%20Year%20Review.pdf
OA Fund Five Year Review(SPARC)
http://www.sparc.arl.org/resource/oa-fund-five-year-review
参考:
E1606 – 大学/研究機関はOA費用とどう向き合うべきか<報告> カレントアウェアネス-E No.266 2014.09.11
http://current.ndl.go.jp/e1606