2014年11月4日、カーリルは同社と同じく岐阜県に所在する自動車部品メーカー太平洋工業株式会社およびその子会社であるピーアイシステム株式会社と共同で、図書館向けのICタグ対応タブレット端末を開発したと発表しました。
この端末はカーリルの各種サービスだけではなく、他社の図書館システムともシームレスに連携する仕組みを持ち、ICタグの読み込みだけではなく書き込み等もサポートしているため、書誌情報と連携した情報の表示等だけではなく、貸出・返却処理とも連携可能とのことです。
開発した端末の試作品は2014年11月5日から7日にかけて、パシフィコ横浜で開催される図書館総合展で展示されます。
図書館向けICタグ対応タブレット端末を開発しました(カーリル、2014/11/4付け)
http://blog.calil.jp/2014/11/ictag.html
参考:
本棚とウェブをスマートフォンの“タッチ”でつなげる新サービス「カーリルタッチ」が開始
Posted 2012年11月12日
http://current.ndl.go.jp/node/22297
富士通マーケティングとカーリル、埼玉県飯能市立図書館で「カーリルタッチ」を本格導入した図書館システムを構築
Posted 2013年7月1日
http://current.ndl.go.jp/node/23838