工学院大学附属高等学校が「gacco」を導入した反転授業を実施 日本の高等学校では初

2014年10月27日、工学院大学は附属高等学校において、「東京五輪アーカイブ1964-2020」プロジェクト参加学生を対象に、大規模公開オンライン講座(MOOC)サイト「gacco」を教材とした反転授業を実施する、と発表しました。

教材に採用されたのはgaccoの講座の一つである「デジタルアーカイブのつくり方 ~ビッグデータ・オープンデータを紡いで社会につなぐ~」です。生徒は図書館でいつでもgaccoを受講することができます。2014年11月に実施する反転授業は、同講座を受け持つ首都大学東京の渡邉英徳准教授自身が担当するとのことです。プレスリリースによれば、日本の高等学校でgaccoを利用した反転授業を実施するのは初の試みであるとされています。

日本版MOOC『gacco』を工学院大附属高が導入開始(2014年度|プレスリリース|工学院大学、2014/10/27付け)
http://www.kogakuin.ac.jp/press_release/2014/cbr7au000003mex7-att/20141023_gacco.pdf

参考:
E1596 – MOOCを活用した図書館での大学レベルの学習機会の提供 カレントアウェアネス-E No.265 2014.08.28
http://current.ndl.go.jp/e1596

無料オンライン学習サービス「gacco」を図書館で:試験導入、体験イベントを熊本、指宿で実施
Posted 2014年7月14日
http://current.ndl.go.jp/node/26571

大規模公開オンライン講座(MOOC)サイトの「gacco」が開設:NTTドコモ、NTTナレッジ・スクウェア
Posted 2014年2月4日
http://current.ndl.go.jp/node/25412

「東京五輪アーカイブ 1964-2020」が公開
Posted 2014年10月8日
http://current.ndl.go.jp/node/27181