情報のディスカバリは図書館で行われているのか? Ithaka S+Rがイシューブリーフを公開

Ithaka S+Rが、2014年9月24日、“Does Discovery Still Happen in the Library? Roles and Strategies for a Shifting Reality”と題するイシューブリーフを公開しました。

このレポートは、同機関のRoger C. Schonfeldによりまとめられたもので、図書館がリサーチの始点となるべきとの構想について、考察を行っているものです。マーケットシェア(学術情報の探索における図書館の使用の状況)、システム(ディスカバリサービス)、実際の行動等の観点から、考察を行っています。

その上で、図書館のディスカバリサービスを通じたコンテンツへのアクセスのシェアが増加しているのか、図書館によるディスカバリへの支援の役割を評価する人のシェアが増加しているのか、等の数量的把握や、エビデンスに基づいたアプローチの重要性などが指摘されています。

Does Discovery Still Happen in the Library? Roles and Strategies for a Shifting Reality(Ithaka S+R, 2014/9/24付け)
http://www.sr.ithaka.org/blog-individual/does-discovery-still-happen-library