名古屋大学附属図書館で、スマートフォンによる屋内位置情報活用実験が実施

名古屋大学附属図書館でスマートフォンによる屋内位置情報を活用する実証実験が実施されることが、2014年9月11日付けで発表されています。

実験では、株式会社アプリックス社製のビーコンデバイス「MyBeaconR Pro MB004」が、館内に合計160台設置され、株式会社カーリルのスマートフォンアプリ「カーリル図書館マップ」と連携したサービスが提供されるそうです。具体的には、書架ナビゲーションや、入館時・退館時のプッシュ通知などが提供され、屋内位置情報技術の可能性が検証されるようです。また、カーリル社の発表によると、図書館との相互協力により、図書館のレファレンス機能(利用者向けの資料検索支援)の強化に向けた技術開発が推進されるそうです。

【プレスリリース】図書館でスマートフォンによる屋内位置情報を活用する実証実験を実施(カーリルのブログ、2014/9/11付け)
http://blog.calil.jp/2014/09/beacon.html

アプリックスIPホールディングス Aplix のBeacon が図書館の蔵書検索や書架ナビゲーションで採用 ~ 日本初、図書館でのBeacon 活用の実現により、レファレンスサービス等強化へ ~(アプリックスIPホールディングス、2014/9/11付け)
http://www.aplix-ip.com/wp-content/uploads/09112014CfE13CD3_PR.pdf

アプリックス「Beacon」、図書館の蔵書検索・書架ナビゲーションに採用(RBB Today, 2014/9/11付け)
http://www.rbbtoday.com/article/2014/09/11/123330.html