2014年7月3日、米国議会図書館の視覚障害者および身体障害者のための全国図書館サービス(National Library Service for the Blind and Physically Handicapped:NLS)が、点字に関する会議“Future of Braille”の発表資料などを公開しました。
この会議は、現在の点字利用者のニーズにあったNLSの製品やサービスを検討し、点字リテラシーの向上を支援することを目的とし、パーキンス盲学院との共催で、2013年6月19日から21日まで開催されたとのことです。点字の利用者だけでなく、図書館員、技術者、点字製作者、点字リテラシーに関する専門家等100名以上が参加したとのことです。
The Future of Braille: NLS Braille Summit Presentations and Outcomes(NLS, 2014/7/3付)
http://www.loc.gov/nls/other/futureofbraille.html
参考:
世界の点字を収録する「World Braille Usage」の第3版が公開
Posted 2013年5月23日
http://current.ndl.go.jp/node/23564
米国議会図書館、障害者向けデジタル資料を利用できるiOSアプリをリリース
Posted 2013年9月27日
http://current.ndl.go.jp/node/24469
CA1486 – 米国におけるデジタル録音図書をめぐる動き-NLSを中心に- / 深谷順子
カレントアウェアネス No.275 2003.03.20
http://current.ndl.go.jp/ca1486