【イベント】2025年度大学図書館シンポジウム「オープンサイエンス時代におけるデジタル・コンテンツ基盤の構築:国立国会図書館と大学図書館の連携・協力によってもたらされる未来」(1/9・オンライン)

2026年1月9日、国公私立大学図書館協力委員会と日本図書館協会(JLA)大学図書館部会の共催により、2025年度大学図書館シンポジウム「オープンサイエンス時代におけるデジタル・コンテンツ基盤の構築:国立国会図書館と大学図書館の連携・協力によってもたらされる未来」がオンラインで開催されます。

2023年1月に公表された「オープンサイエンス時代における大学図書館の在り方について(審議のまとめ)」や、審議のまとめの具体化のために設置された「2030デジタル・ライブラリー検討会」が策定したロードマップでは、国立国会図書館(NDL)と大学図書館の相互補完や協力の必要性に触れられています。

シンポジウムでは、今後、全国規模のデジタル・コンテンツ基盤を確立していくためのNDLと大学図書館の連携・協力について、将来に向けた方向性を確認する機会とするとしています。

主なプログラムは次のとおりです。

●基調講演「国立国会図書館が目指すデジタル情報基盤とは」(仮題)
 倉田敬子(国立国会図書館長)

●大学図書館からの報告
・「研究資源・成果のデジタル・コンテンツの拠点集積から知の場の生成、そして相転移へ」
 引原隆士氏(京都大学理事・副学長(情報基盤・図書館担当))
・「大学教育におけるデジタル基盤の可能性」
 畠山珠美氏(元国際基督教大学図書館長、元事務局長)

●パネルディスカッション
 登壇者:倉田敬子、引原隆士氏、畠山珠美氏、田村俊作氏(石川県立図書館長)
 モデレーター:竹内比呂也氏(千葉大学副学長・附属図書館長)

参加費は無料で、定員は1,000人(先着順)です。参加に当たっては、事前の申込みが必要です。

2025年度大学図書館シンポジウム:オープンサイエンス時代におけるデジタル・コンテンツ基盤の構築:国立国会図書館と大学図書館の連携・協力によってもたらされる未来(国公私立大学図書館協力委員会)
https://julib.jp/sympo_event/symposium_2025_announce
https://julib.jp/wp-content/uploads/2025/11/2025_julib_sympo_poster.pdf
※二つ目のURLはチラシ[PDF:2ページ]です。

参考:
【イベント】2024年度大学図書館シンポジウム「2030「デジタル・ライブラリー」の実現に向けた取り組み」(12/10・オンライン) [2024年11月11日]
https://current.ndl.go.jp/car/229408

文部科学省、「オープンサイエンス時代における大学図書館の在り方について(審議まとめ)」を公開 [2023年03月30日]
https://current.ndl.go.jp/car/175605