2024年12月10日、国公私立大学図書館協力委員会・日本図書館協会大学図書館部会の共催で、2024年度大学図書館シンポジウム「2030「デジタル・ライブラリー」の実現に向けた取り組み」がオンラインで開催されます。
「2030デジタル・ライブラリー」推進に関する検討会が2024年7月に公開した「オープンサイエンスの時代にふさわしい「デジタル・ライブラリー」の実現に向けて~2030年に向けた大学図書館のロードマップ~」では、大学図書館が「デジタル・ライブラリー」を実現するに当たっての当面の目標である「2030年の大学図書館の望ましい姿」が描かれ、実現に向けた課題が整理されています。
シンポジウムでは、そこで挙げられた課題の中からオープンアクセス(OA)の推進、著作権・知的財産関連教育に着目し、先行する大学の取組を紹介するとあります。
参加費は無料で、参加には事前の申込み(先着順・定員1,000人)が必要です。
主なプログラムは以下のとおりです。
●基調講演
「オープンサイエンス時代にふさわしい「デジタル・ライブラリー」の実現に向けて」
講演者:竹内比呂也氏(千葉大学副学長、附属図書館長、アカデミック・リンク・センター長、大学院人文科学研究院教授)
●事例報告1:オープンアクセスの推進について
①「研究DXとしてのオープンアクセスの推進~横浜国立大学の取組み~」
報告者:松浦かんな氏(横浜国立大学研究推進機構特任教員(助教)・URA)
②「神奈川大学のオープンアクセス支援~世界へ、そして未来へ~」
報告者:小池孝昌氏(神奈川大学研究推進部研究推進課)
●事例報告2:著作権・知的財産関連教育について
①「2030「デジタル・ライブラリー」構想における著作権教育について」
報告者:鈴木努氏(早稲田大学図書館利用者支援課長、国公私立大学図書館協力委員会大学図書館著作権検討委員会主査)
②「山口大学知的財産センターの取り組み」
報告者:小川明子氏(山口大学大学研究推進機構知的財産センター長、国際総合科学部教授)
2024年度大学図書館シンポジウム:2030「デジタル・ライブラリー」の実現に向けた取り組み(国公私立大学図書館協力委員会)
https://julib.jp/sympo_event/symposium_2024_announce
https://julib.jp/wp-content/uploads/2024/10/2024University_Library_Symposium_Flyer.pdf
※二つ目のURLはチラシ[PDF:2ページ]です。
参考:
「「2030デジタル・ライブラリー」推進に向けたロードマップ」が公開 [2024年07月08日]
https://current.ndl.go.jp/car/222487